「運輸・物流株」保有候補決定!

こんばんわ、ポイ積です。

さて、これまでのところで「運輸・物流株」の保有候補5銘柄を見てきました。

この中で「ポイ積の長期投資最強日本株ポートフォリオ」入りするのに相応しい銘柄はどれか。

ポイ積の銘柄選びの基準を振り返ると以下の通り。(毎回見ます。)

 

企業収益および配当の水準が高い

・連続増配企業

PER水準(ただし、参考程度)

・高営業キャッシュフロー比率

・業界で強い地位を保っている企業

・ポイ積の好きな企業

 

以上を踏まえて、5社から「東日本旅客鉄道さん」「西日本旅客鉄道さん」「上組さん」の3社の絞り、この中から1社に決めたいと思います。無配の「西武さん」、期末予想のない「相鉄さん」は選外としました。

 

まずは「東日本旅客鉄道さん」。言わずと知れた鉄道の最大手企業さんです。幅広く事業展開されており、Suicaなどは今後の柱になっていくのでしょうか。配当は4年連続増配の後、今年度は減配予想。配当性向目標30%ですが昨年度は31.4%。昨年度を除き、毎年自社株買いをしており、それまでの20%台の配当性向も、総還元性向にすれば毎年30%以上となっています。営業キャッシュフローも3社の中では最も高水準。

 

次に「西日本旅客鉄道さん」。山陽新幹線とともに、大阪圏を抑える。大阪ステーションシティなど不動産・流通事業も強化している。ただ本業ではJR東日本さんが一歩リード。一方配当面は、8年連続で増配の今年度は減配予想も、配当性向目標35%JR東日本さんを上回り、実績も昨年度は39.1%、その前も概ね30%手前ぐらいの水準で推移し一歩リード。甲乙つけがたい。

 

最後に「上組さん」。港湾総合運送の大手さん。9年連続(HP上これ以上前が見れませんでした)の増配実績に続いて、今年度は据置予想。配当性向は概ね20%〜30%の実績。無借金経営に営業キャッシュフローも安定。配当性向目標は30%配当利回りは両JRさんが1%台に対して2%台と一歩リード。

 

さて三者三様でスーパー悩みどころですが、「上組さん」は両JRさんに対してあまりにも馴染みがなさすぎる。よって両JRさんで悩む。最後は小生の出身地、住まいはどこか、首都圏です。よってより馴染みの深い「東日本旅客鉄道さん」に決めたいと思います。

最後は情実の世界になってしまいましたが、あまりに差のない企業さんだったのですいません。

(2020.12.30現在)

セクター

保有候補銘柄

時価総額

配当利回り

配当実績

食品

アサヒグループ

21,517億円

2.50%

10年連続増配予想

エネルギー資源

ENEOS

11,965億円

5.94%

今年度据置予想

建設・資材

大東建託

6,644億円

4.23%

今年度減配予想

素材・化学

クラレ

3,893億円

3.65%

今年度減配予想

医薬品

武田薬品工業

59,193億円

4.79%

12年連続据置予想

自動車・輸送機

ブリヂストン

24,152億円

3.10%

今年度減配予想

鉄鋼・非鉄

丸一鋼管

2,147億円

2.82%

今年度減配予想

機械

三菱重工

10,647億円

2.38%

今年度減配予想

電機・精密

マブチモーター

3,082億円

3.00%

2年連続据置予想

情報通信・サービスその他

日本電信電話

103,195億円

3.78%

10年連続増配予想

電力・ガス

電源開発

2,601億円

5.28%

3年連続据置予想

運輸・物流

東日本旅客鉄道

26,021億円

1.45%

今年度減配予想

 

次からは第13のセクター、「商社・卸売株」の銘柄選定に入ります!