最終選考会②:3社が追加決定!

こんばんわ、ポイ積です。

今回はいよいよ最終選考第2弾、保有銘柄を決定していきます!

それぞれのセクター順をおって選考します!今回は「素材」、「資本財・サービス」、「一般消費財・サービス」の3セクターで選考!

 

【素材】

(2020.12.30現在)

セクター

保有候補銘柄

時価総額

配当利回り

配当実績

素材・化学

クラレ

3,893億円

3.65%

今年度減配予想

鉄鋼・非鉄

丸一鋼管

2,147億円

2.82%

今年度減配予想

クラレさんの魅力は多種多様な商品が世界シェアNO.1を獲得していて、正に「スペシャリティ化学企業」っていうのがしっくりくる点です。海外のポートフォリオも7割水準に達しそうな勢いで、ポイ積ポートフォリオの中でも、かなり分散を効かせる銘柄になりそうだということ。配当性向35%以上、配当利回り3.65%も低くなく堅実。

丸一鋼管さんは業界NO.1の溶接鋼管と積極的な海外展開。そして何と言っても高収益体質と高配当性向。自己株取得を除いて50%以上、自己株取得を含めて70%以上を目標として掲げる。いずれも好印象。

甲乙をつけ難いのですが、全期間チャートを見て、ずーと1,000円から2,000円を行ったり来たりするクラレさんよりも、右に上がっていっている丸一鋼管さんの方が、配当性向方針も含めてやや魅力に映りました。よって丸一鋼管さんとします!

 

【資本財・サービス】

(2020.12.30現在)

セクター

保有候補銘柄

時価総額

配当利回り

配当実績

商社・卸売

三菱商事

37,752億円

5.27%

5年連続増配予想

機械

三菱重工

10,647億円

2.38%

今年度減配予想

電機・精密

マブチモーター

3,082億円

3.00%

2年連続据置予想

 三菱商事さんは言わずもがな資源・非資源双方に強みを持つ総合商社の最大手。配当的にも減配せずに利益成長に合わせて増配していく「累進配当」を方針として掲げている。この方針に則り、2020年度についても厳しい環境の中で5年連続の増配予想配当利回りも5%台と高く、ポイ積方針にぴったり合致する。

 三菱重工さんは、総合重機メーカートップ。事業における存在感も圧倒的で王者感が凄いです。半沢直樹の帝国重工ではないですが、宇宙ビジネスで夢見れる感じも良いです😇また配当性向についても近年40%〜50%水準を続けていること、2023年度の目標水準もかなり高い水準。

マブチモーターさんは小型モーターを武器に世界で確固たる地位を築いている。高収益体質、営業キャッシュフロー比率などもよく、2012年から配当性向はほぼ40%以上の水準、2019年度は63.1%。総還元性向は60%を超える水準で2019年度は80%超。2020年度は据置方針とすることで、配当性向は178.5%の予想。

 この中からは、最も高配当利回りを持ちながら「累進配当」方針を掲げる三菱商事さんを選びたいと思います!

 

【一般消費財・サービス】

(2020.12.30現在)

セクター

保有候補銘柄

時価総額

配当利回り

配当実績

運輸・物流

東日本旅客鉄道

26,021億円

1.45%

今年度減配予想

自動車・輸送機

ブリヂストン

24,152億円

3.10%

今年度減配予想

小売

丸井グループ

4,053億円

2.81%

9年連続増配予想

 東日本旅客鉄道さんは言わずと知れた鉄道の最大手企業さん。幅広く事業展開されており、Suicaなどは今後の柱にな。配当は4年連続増配の後、今年度は減配予想。配当性向目標30%ですが昨年度は31.4%。昨年度を除き、毎年自社株買いをしており、それまでの20%台の配当性向も、総還元性向にすれば毎年30%以上となっています。

 ブリヂストンさんは世界タイヤ市場でNO.1のシェアを誇るまさに業界の雄。コロナの影響もあり今年度は減配をするものの、配当性向目標の20%〜40%通り頑張っている感じで、配当利回りもこの3社比較では最も高い水準にあります。

丸井グループさんは将来性の気になる百貨店業態からクレジットカードが収益の柱になり、将来に向けてテナント業なども含み転換中。何より昨年度まで8期連続の増配配当性向は43%)と新型コロナの苦しい環境の中、今年度も1円ながら9期連続増配と明確な増配方針を掲げており頼もしい。

業界で確固たる地位を築くブリヂストンさんと、明確な増配方針を掲げる丸井グループさんで最後まで悩みましたが、これも全期間チャートを見て右肩で上がり続けているブリヂストンさんを選択します!