「不動産株」保有候補銘柄決定!

こんばんわ、ポイ積です。

さて、これまでのところで「不動産株」の保有候補6銘柄を見てきました。

この中で「ポイ積の長期投資最強日本株ポートフォリオ」入りするのに相応しい銘柄はどれか。

ポイ積の銘柄選びの基準を振り返ると以下の通り。(毎回見ます。)

 

企業収益および配当の水準が高い

・連続増配企業

PER水準(ただし、参考程度)

・高営業キャッシュフロー比率

・業界で強い地位を保っている企業

・ポイ積の好きな企業

 

以上を踏まえて、6社から「ヒューリックさん」、「東急不動産さん」、「東京建物さん」の3社に絞り込み検討します。

 

まずは「ヒューリックさん」。業界第4位のポジションを確立。駅近の優良物件を多数保有し、高齢者施設の展開など、特色と強みを持つ存在。2008年の上場来、毎期増配を継続し今年度で12年連続増配。今後も株主還元は配当を中心に連結配当性向を2022年に40%程度まで段階的に引上げる予定とのことで、事業の順調さもあり今後も期待できる存在。

 

次に「東急不動産さん」。時価総額等でヒューリックさんに抜かれていますが、売上的には業界第4位はこちら。「広域渋谷圏構想」などかなり魅力的なプロジェクトが続き、東急沿線に馴染みのあるポイ積としても推したい先。配当的には6年連続増配からの今年度据置予想。25%の配当性向目標に対して今年度は44.3%ということでもう一歩踏み込み欲しかった。

 

最後に「東京建物さん」。オフィスビル賃貸を中心にしつつ、マンションでも「ブリリア」ブランドを生かした展開など、特色のある強み。配当的にも7年連続の増配予想。配当利回りも3%台。2020年度の配当性向は30.3%の予想で、株主還元方針で宣言すると通り、30%の配当性をきっちり守っている感じ。ただ、連続増配も目標水準もヒューリックさんがやや上。

 

以上を総合的に勘案しまして、「不動産株」からの「ポイ積の長期投資最強日本株ポートフォリオ」候補入りは「ヒューリックさん」とします!

(2020.12.30現在)

セクター

保有候補銘柄

時価総額

配当利回り

配当実績

食品

アサヒグループ

21,517億円

2.50%

10年連続増配予想

エネルギー資源

ENEOS

11,965億円

5.94%

今年度据置予想

建設・資材

大東建託

6,644億円

4.23%

今年度減配予想

素材・化学

クラレ

3,893億円

3.65%

今年度減配予想

医薬品

武田薬品工業

59,193億円

4.79%

12年連続据置予想

自動車・輸送機

ブリヂストン

24,152億円

3.10%

今年度減配予想

鉄鋼・非鉄

丸一鋼管

2,147億円

2.82%

今年度減配予想

機械

三菱重工

10,647億円

2.38%

今年度減配予想

電機・精密

マブチモーター

3,082億円

3.00%

2年連続据置予想

情報通信・サービスその他

日本電信電話

103,195億円

3.78%

10年連続増配予想

電力・ガス

電源開発

2,601億円

5.28%

3年連続据置予想

運輸・物流

東日本旅客鉄道

26,021億円

1.45%

今年度減配予想

商社・卸売

三菱商事

37,752億円

5.27%

5年連続増配予想

小売

丸井グループ

4,053億円

2.81%

9年連続増配予想

銀行

セブン銀行

2,571億円

5.05%

2年連続据置予想

金融(除く銀行)

三菱UFJリース

4,434億円

5.15%

21年連続増配予定

不動産

ヒューリック

7,635億円

3.09%

12年連続増配予定

 

以上でTOPIX-17からの代表選手が出揃いました!いや、長かった!

とはいえ、これで終了ではありません。

GICSの基準に則り、これからGICS11業種に振り分けて、ダブりのある業種については、追加選考をします。ダブりがない時点で「ポイ積の長期投資最強日本株ポートフォリオ」入りが決定します!