こんばんわ、ポイ積です。
さて、これまでのところで「小売株」の保有候補5銘柄を見てきました。
この中で「ポイ積の長期投資最強日本株ポートフォリオ」入りするのに相応しい銘柄はどれか。
ポイ積の銘柄選びの基準を振り返ると以下の通り。(毎回見ます。)
・企業収益および配当の水準が高い
・連続増配企業
・PER水準(ただし、参考程度)
・高営業キャッシュフロー比率
・業界で強い地位を保っている企業
・ポイ積の好きな企業
以上を踏まえて、5社から「セブン&アイHDさん」、「丸井グループさん」、「Jフロントリテイリングさん」の3社に絞り込み検討します。
まず「セブン&アイHDさん」。自他共に認めるコンビニ業界NO.1企業。業界での地位という観点では他2社と大きな差がある。今年度配当は据置予想なものの、前年度の配当性向39.9、今年度は72.5%。過去を見渡しても、絶対に減配はしない!みたいな意思が感じられ好感。
次に「丸井グループさん」。業界での地位はセブンさんの足元にも及ばずかもですが、気になる百貨店業態からクレジットカードが収益の柱になり、将来に向けてテナント業なども含み転換中。何より昨年度まで8期連続の増配(配当性向は43%)と新型コロナの苦しい環境の中、今年度も1円ながら9期連続増配と明確な増配方針を掲げており頼もしい。営業キャッシュフロー比率も候補企業の中では最も高い。
最後に「Jフロントリテイリングさん」。「丸井グループさん」同様、百貨店ビジネスモデルから転換し、「百貨店をやらない」不動産ビジネスに100%転換するという思いっきりの良さが大好き。配当実績も2018年度の記念配当2円を除くと、昨年度まで9年連続の増配実績。しかも配当利回りはこのセクター候補ではNO.1の3%台。ただ残念ながら今年度は減配の予想。とうことは今後も景気次第で減配をしてくる…。気合の1円増配を見せて欲しかった!
以上の検討の結果、ポイ積は「丸井グループさん」に決めました!やっぱり炎の増配方針が大好きです!
(2020.12.30現在)
セクター |
保有候補銘柄 |
配当実績 |
||
食品 |
アサヒグループ |
2兆1,517億円 |
2.50% |
10年連続増配予想 |
エネルギー資源 |
1兆1,965億円 |
5.94% |
今年度据置予想 |
|
建設・資材 |
6,644億円 |
4.23% |
今年度減配予想 |
|
素材・化学 |
3,893億円 |
3.65% |
今年度減配予想 |
|
医薬品 |
5兆9,193億円 |
4.79% |
12年連続据置予想 |
|
自動車・輸送機 |
2兆4,152億円 |
3.10% |
今年度減配予想 |
|
鉄鋼・非鉄 |
丸一鋼管 |
2,147億円 |
2.82% |
今年度減配予想 |
機械 |
1兆0,647億円 |
2.38% |
今年度減配予想 |
|
電機・精密 |
3,082億円 |
3.00% |
2年連続据置予想 |
|
情報通信・サービスその他 |
10兆3,195億円 |
3.78% |
10年連続増配予想 |
|
電力・ガス |
2,601億円 |
5.28% |
3年連続据置予想 |
|
運輸・物流 |
2兆6,021億円 |
1.45% |
今年度減配予想 |
|
商社・卸売 |
3兆7,752億円 |
5.27% |
5年連続増配予想 |
|
小売株 |
4,053億円 |
2.81% |
9年連続増配予想 |
次回からは第15のセクター、「銀行株」の選定に入ります!
- 価格: 1870 円
- 楽天で詳細を見る
- 価格: 1650 円
- 楽天で詳細を見る