「素材・化学株」保有候補銘柄一覧

こんばんわ。ポイ積です。

今日からは第４のセクター「素材・化学株」です。

東証33業種のうち、「繊維製品」「パルプ・紙」「化学」の3業種から構成されます。

• 繊維や化学の業界では「ナフサ」と呼ばれる原油由来の原料の市況が原価に大きく影響しますし、パルプ・紙においても、原油や石炭や古紙の市況が影響します。
• よって製品価格が原材料に対してどれだけの利幅を確保できているのかが重要です。
• 化学分野に含まれる化粧品などはインバウンド需要に対応できる商品があるか、そのための研究開発に力が入れられているか、などもポイントになりそうです。

 なお、業界平均のPERは繊維製品が53.32%、パルプ・紙が17.93%、化学が32.20%(2020.12.30現在東証一部平均）となっています。

こんな業界ですが、例によって、SBI証券アプリを使ってスクリーニングを行います。

・市場：全市場

・規模：中型株以上

・配当利回り：2％以上

・配当利回り変化率（％）：5年前を基準に＋40％以上

で、出てきた結果は下表の1３社！これまたちょっと多い…（時価総額順）

(2020.12.30現在)

企業名	銘柄コード	株価	時価総額	配当利回り(予想)	PER	配当実績
東レ	3402	610.9	9,967億円	1.47%	28.75	今年度減配予想
三菱ケミカル	4188	624.2	9,402億円	3.84%	---	2年連続減配予想
住友化学	4005	415	6,870億円	2.89%	22.62	2年連続減配予想
三井化学	4183	3,025	6,189億円	3.31%	17.64	3年連続据置予想
ポーラ・オルビス	4927	2,094	4,798億円	2.39%	386.35	今年度減配予想
エア・ウォーター	4088	1,834	4,214億円	2.40%	14.39	今年度据置予想
クラレ	3405	1,097	3,893億円	3.65%	---	今年度減配予想
帝人	3401	1,940	3,840億円	2.58%	14.90	2年連続減配予想
昭和電工	4004	2,197	3,289億円	2.96%	---	今年度減配予想
DIC	4631	2,604	2,478億円	3.84%	16.43	今年度据置予想
カネカ	4118	3,610	2,455億円	2.77%	23.55	今年度据置予想
アイカ工業	4206	3,565	2,410億円	2.97%	25.86	今年度据置予想
ダイセル	4202	753	2,281億円	4.25%	16.33	3年連続据置予想

よって、例によってYahoo!ファイナンスの情報をベースに6-7社程度に絞り込みたいと思います。

まずは配当利回り。3%以上が多数なので一旦3.5%以上の企業に頭角を出すと、ダイセルさん（4.25%）、三菱ケミカルさん（3.84%）、DICさん（3.84%）、クラレさん（3.65%）の4社。

次に今年度減配もしくは据置企業の過去の配当実績を見てみます。

東レさん（前年据置）、ポーラ・オルビスさん（2年連続増配）、エア・ウォーターさん（4年連続増配）、昭和電工さん（3年連続増配）、カネカさん（2年連続増配）、アイカ工業さん（9年連続増配）となります。以上を踏まえて、アイカ工業さん、エア・ウォーターさん、昭和電工さんを追加します。

(2020.12.30現在)

企業名	銘柄コード	株価	時価総額	配当利回り(予想)	PER	配当実績
三菱ケミカル	4188	624.2	9,402億円	3.84%	—	2年連続減配予想
エア・ウォーター	4088	1,834	4,214億円	2.40%	14.39	今年度据置予想
クラレ	3405	1,097	3,893億円	3.65%	—	今年度減配予想
昭和電工	4004	2,197	3,289億円	2.96%	—	今年度減配予想
DIC	4631	2,604	2,478億円	3.84%	16.43	今年度据置予想
アイカ工業	4206	3,565	2,410億円	2.97%	25.86	今年度据置予想
ダイセル	4202	753	2,281億円	4.25%	16.33	3年連続据置予想

では、企業自由研究に入りましょう。

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