外国人に買われる大東建託さん!しかも4月!

こんばんわ、ポイ積 純一郎です。

4月8日(木)の日経新聞朝刊「スクランブル」欄に「外国人は4月に買う」との記事があったのでご紹介。

 

なんでも外国人投資家のアノマリー(経験則)を見ると、外国人には4月に日本株を買う癖があるようだと言うのです。

 

下がりそうで下がらない相場、上がるか下がるかの一進一退の攻防、高値警戒感の中、外国人による個別株物色が相場を支えているそうです。

 

じゃぁなんで外国人は4月に買うのか。それは「非居住者または外国法人は株式売却益は日本で課税されないが、配当には源泉徴収がなされるから」だそう。本国との二重課税を避けるために3月末の配当権利確定日までに一旦日本株を売却して、4月に買い戻すと、配当金に課せられる15.315%の税金を払わなくて良くなるからだそうです。

 

ではどんな銘柄に目が行くのか。それは配当利回りやPERなど業績関連の指標が良い企業。この記事が出る前日の7日は、ポイ積最強ポートフォリオの二大エースの一角、大東建託さんを初め、大森組さん、長谷工コーポレーションさんなど住宅・建設株の一角が上昇。いずれも今期配当利回りが3%超の高配当銘柄。そして共通するのはいずれも外国人持ち株比率が36〜49%といずれも高いこと。

長期投資の場合でも株価が高まった3月に売り、4月に買い戻すという戦略を続けている外国人投資家さんは多いようです。確かにポイ積最強ポートフォリオは「高配当・連続増配」企業が多いため、3月まで上げつつづけ、4月に株価が下がっています。それでも外国人投資家が下がったところで買って下支えしているんですね。

 

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なんでも昨年までの19年間で18回外国人が日本株を買い越しているとのことで、この法則を使えば、外国人保有比率が高い銘柄を狙って3月〜4月に信用売り買いすれば、相応のリターンが得られるかもしれないですね。

 

勉強になります!

 

(新聞記事⑱)