※ポイ積最強ポートフォリオ

 

 

概要

ポイント活動家・ポイント投資家の「ポイ積 純一郎」氏が、現金および各種ポイントの投資先として選定した東証一部上場11銘柄(2021年3月31日現在)で構成する運用対象の総称。

 

老後資金の積み立てを目的とした15〜20年の長期投資を基本方針としており、構成銘柄の選定基準は、「高配当水準」「連続増配」「業界で強い地位を持つ」ポイ積氏の「好み」の企業である。

 

保有銘柄

リスク分散の観点から、「GICS」の分類基準に則り11のセクターから代表的な銘柄を選定し、分散投資している。構成銘柄は下表の通り(2021年3月31日現在)。

セクター

保有銘柄

エネルギー

ENEOS

素材

丸一鋼管

資本財・サービス

三菱商事

一般消費財・サービス

ブリヂストン

生活必需品

アサヒグループ

ヘルスケア

武田薬品工業

金融

三菱HCC

情報技術

対象なし

電気通信サービス

日本電信電話

公益事業

電源開発

不動産

大東建託

特別枠

楽天G

 

各セクターでの選定に関わらず「特別枠」として「楽天G」が構成株として選定されている。ポイント活動家・ポイント投資家であるポイ積氏の主要ポイント入手先が楽天Gであるため、楽天Gへの敬意として無条件に選出された。

 

なお、「情報技術セクター」の保有銘柄は存在しない。(2021年3月31日現在)

これは銘柄選定において、まず「TOPIX-17」の分類に従い各業種の保有候補を選定した上で、選定された候補を更にGICSの業種に変換して最終決定するというプロセスを踏んだため、TOPIX-17選定の段階でGICS情報技術セクターに該当する企業が選定されないという想定外の結果が生まれたことによる。但し、ポイ積氏は将来の同セクターからの銘柄追加について否定をしていない。

 

TOPIX-17の段階で選定された銘柄は下表。括弧内がTOPIX-17の業種分類。

セクター

保有候補銘柄

エネルギー

ENEOS(エネルギー資源)

素材

クラレ(素材・化学)

丸一鋼管(鉄鋼・非鉄)

資本財・サービス

三菱重工(機械)

三菱商事(商社・卸売)

マブチモーター(電機・精密)

一般消費財・サービス

東日本旅客鉄道(運輸・物流)

ブリヂストン(自動車・輸送機)

丸井グループ(小売)

生活必需品

アサヒグループ(食品)

ヘルスケア

武田薬品工業(医薬品)

金融

セブン銀行(銀行)

三菱UFJリース(金融)※現三菱HCC

情報技術

対象なし

電気通信サービス

日本電信電話(情報通信)

公益事業

電源開発(電力・ガス)

不動産

大東建託(建設・資材)

ヒューリック(不動産)

TOPIX-17各セクターでの選定過程や、GICS基準での最終選考過程の詳細はポイ積氏のブログ「ポイ積 純一郎の長期運用日記」に詳述されている。

 

銘柄選定基準の決定にあたっては、バフェット太郎氏の『バカでも稼げる「米国株」高配当投資」、チャールズ・エリス氏の「敗者のゲーム」の影響を強く受けている。

 

投資ルール

以下のルールに則り、毎月定期購入している。

 

 

毎月の資金=現金1万円+各種ポイント残すべて※+保有株式配当金+各種臨時収入

買付日=毎月16日(休業日の場合翌営業日)

投資対象=買付日前日の時価が最も低い銘柄順に1万円までで買える株数を購入。残額は翌月に繰越する。

 

例:資金が25,000円ある場合

時価が最も低い銘柄A 株価2.000円 発注可能株数5 必要資金10,000円 残15,000円

②次に時価が低い銘柄B 株価3,000円 発注可能株数3 必要資金9,000円 残6,000円

③次に時価が低い銘柄C 株価4,000円 発注可能株数1  必要資金4,000円 残2,000円(翌月に繰越)

 

楽天ポイントについては、ポイ積氏が提唱する「楽天ポイント活用インデックス型米国株投信(再投資型)最強説」(しかもつみたてNISA)」のeMAXIS Slim米国株(S&P500)に全ポイント投資している。

 

ベンチマーク

同じく長期投資を基本方針としているコモンズ投信のコモンズ30ファンドをライバル投信として設定して運用実績比較を行っている。実際に同投信もつみたてNISAにて定期購入している。

また日経平均との比較も行っている。