脱百貨店!Jフロントリテイリング

こんばんわ、ポイ積です。

今回は「小売株」の保有候補銘柄自由研究シリーズのラスト、「Jフロントリテイリングさん」です!

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関西地盤の百貨店。2007年に大丸と松坂屋が統合して誕生。

2012年にパルコを子会社化するなど、様々な業態を展開。

2017年に旧松坂屋銀座店跡地に銀座エリア最大の商業施設「ギンザ シックス」開業。

テナントを積極的に導入し、脱・百貨店化を進める。

(2020.12.30現在)

 

Jフロント

HP

https://www.j-front-retailing.com

銘柄コード

3086

株価

815

時価総額

2,205億円

配当利回り

3.31%

PER

配当実績

今年度減配予想

株主還元(配当性向)

連結配当性向30%以上

営業キャッシュフロー比率

6.5%(+3.4%

  • 社是「先義後利」。中国戦国時代の思想家・荀子の「栄辱篇」から引用した 「先義而後利者栄」(義を先にして利を後にする者は栄える)の7文字から導いたもの。
  • 呉服屋から百貨店というビジネスモデルが誕生したのはおよそ100年前、その百貨店もカテゴリーキラーの台頭などによりすでに“百貨”を取り扱っていない。ビジネスモデルの転換が不可避。
  • 新たなビジネスモデルとして大きく2つの方向性で検討。ひとつは、「百貨店をやらない」という選択肢で、不動産賃貸ビジネスに100%転換するということ。
  • 具体的には、旧松坂屋銀座店跡地を含む2街区一 体開発により誕生したGINZA SIXや松坂屋上野店南館の建替えによる上野フロンティアタワー。期待通りの安定した収益。
  • もうひとつは、百貨店ブランドのもとで不動産賃貸ビジネスの利点と買取・消化仕入ビジネスの利点を最適と考えるバランスでミックスしたハイブリッド型モデルを構築すること。オープンした大丸心斎橋店新本館。

【株主還元】

健全な財務体質の維持・向上を図りつつ、利益水準、今後の設備投資、キャッシュ・フローの動向等を勘案し、安定的な配当を心がけ連結配当性向30%以上を目処に適切な利益還元を行うことを基本方針とする。また、資本効率の向上及び機動的な資本政策の遂行などを目的として自己株式の取得も適宜検討する。内部留保については、営業力を強化するための店舗改装投資や事業拡大投資、財務体質の強化などに活用し、企業価値の向上を図っていく。

 

2018年度の記念配当2円を除くと、昨年度まで9年連続の増配実績。残念ながら今年度は減配の予想。気合の1円増配を見せて欲しかった!配当利回りはこのセクターの候補の中でも1番良いのですが…。

パルコさんはここなんですねぇ〜。知らなかった。