休息の科学

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こんばんわ、ポイ積 純一郎です。

イギリスの大人気心理学者であるクラウディア・ハモンドさんという方が書いた「休息の科学」という本を読みました📚

 

「休息」に関して広くアンケートをとり、多くの人から支持をされる上位10の「休息」方法について、「10の講義」と題して過去の研究なども踏まえながら、掘り下げていくものです。

 

例えば、ランニングやウォーキングなど「体を動かす休息」などというものも休息としてはあり得て、単に体を休ませるだけが「休息」ではないということなど、なるほどと思わせる内容も多々。ポイ積の休みの取り方に関しても多いに参考になる内容が多く、かなりの良著でした☺️

 

 

【ポイ積メモ】

  • パニックに襲われるのを感じたら「四角の呼吸」をするために、四角形を探す。息を吸いながら、視線を左上の角から出発して右上の角へと辺をなぞっていく。右上から右下へとなぞりながら息を止め、四角の底辺をなぞりながら息を吐き、左上に向かって上がりながらまた息を止める。
  • 休息のために時間を確保することの有益さ。
  • 就寝前に被験者にto doリストを書かせた時と、その日達成したことをまとめる満足リストを書かせたときでは、to do リストを書かせたときの方が、平均9分早く眠りについた。これは、やるべきことを書き出すことで頭の中の負担が軽減されるからだと推測されている。
  • 生産性向上のカギは、常にせっせと仕事をこなすことではなく、集中力と創造性を高めること。まさに休憩が必要とされています。
  • 自然はリフレッシュの効果を持ちうると示しています。仕事で疲れを感じた時に一瞬だけでも外に出て緑を眺めるチャンスがあるのなら、そうする努力をするべきだと示唆しています。
  • 毎日ただただ多忙なのだとすれば、実は休息になっている時間があることに気づくのも重要です。自分は休んでいると認識してこそ、その時間をしっかりと味わうことができるのです。
  • 椅子から立ち上がって画面の前を一旦離れる方が一層休息になります。それと、出来る限りデスクでお昼を食べるのは避けることです。