こんばんわ、ポイ積 純一郎です。
本日は夏休みの自由研究シリーズ、各業界大手の株価騰落率比較のタイヤ業界について調べてみたいと思います。
比較するのは業界地図さんで調べた以下の4社。
1位 ブリヂストンさん(世界でも1位)
3位 横浜ゴムさん
4位 TOYO TIREさん
![日経業界地図 2022年版 [ 日本経済新聞社 ] 日経業界地図 2022年版 [ 日本経済新聞社 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/4223/9784532324223_1_4.jpg?_ex=128x128)
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7月1ヶ月でどんな株価材料になりそうなネタがあったのか、日経新聞で拾ってみました。
まずは短い記事なのですが、値上げのニュース。原材料費などの高騰を価格に転嫁できた企業さんの株価は、いつも市場から高いご評価をいただける傾向があります。このニュースはTOYO TIREさんのものですが、大手2社であるブリヂストンさんと住友ゴムさんは9月に、横浜ゴムさんは10月に値上げをすることを既に発表していましたので、TOYO TIREさんが大手では最後の発表となりました。
ブリヂストンさんは、今メタボ体質からの脱却、マッチョ化を図っている最中ですが、先月も香港のタイヤ工場閉鎖のニュースがありました。やや手広く色々手を出して、稼げない体質になっていたところを、本業集中、稼げる筋肉体質に変身しようとしている一貫ですね。このマッチョ化は比較的好意的に受け止められていると認識しています。
最後に大きな株価材料ではないかもしれませんが、タイヤ業界のテクノロジーの進化について。ブリヂストンさんの『タイヤの空気圧常時監視』、や横浜ゴムさんの『タイヤセンサーで減り把握』など、タイヤがどんどん進化をしていっています。将来は路面状況なんかもわかってしまうとか。サブスク的に販売し、磨耗したら取り換える、みたいなことができるようになるんですかね。
さて、そんなこんなのタイヤ業界でしたが、2020年12月末を起点に各社の株価騰落率を比較しました。毎月月末の株価騰落率をプロットしました。
ご覧の通り、ブリヂストンさんが2番手の住友ゴムさんを引き離しつつあります。株価は約1.5倍に。ホルダーのポイ積さんは良かったね😗
横浜ゴムさんが住友ゴムさんに迫る上がりっぷり。TOYO TIREさんもマイナスは解消しましたね。
いずれも日経平均を上回る伸びは示せている業界さんです。
9月以降の値上げに向けて、株価もアゲ材料が揃っており、8月の株価のさらなる回復が期待されます。値上げが奏功して好決算となれば、さらに買い材料になると思いますので、上手く行ってもらいたいものです。