読書記録⑤:お金2.0

こんばんわ、ポイ積です。

お金2.0って本を読みました。仮想通貨、フィンテック、シェアリングエコノミーなどなど、「新しい経済」をどう生きるのか?みたいな本なんですが、実はこの本書かれたのが2017年に書かれていたもので、3〜4年前にこういうの題材にして、本書けるのが凄いなぁって感じ。

ちょっと読みにくいところもありましたが、この本と最近のビッドコインの爆上がりに触発されて、仮想通貨ちょっと買っちゃいました。そしたら、今の段階ではうまいこと根が上がってくれちゃって😂
後日詳報!

 

【ポイ積メモ】

  • 会社で働くメンバー同士の交流の機会が増えるほど企業としての一体感は高まります。私も経営をしていると、一見意味のない時間を一緒に過ごした人ほど、その後に深い関係性を築きやすい、ということに気づかされます。
  • そこで働くメンバーが同じ理念を信じている場合には会社は一体感を持って動くことができ、多少のトラブルがあっても互いに理解し合うことができるため、その会社がバラバラになる可能性は著しく低くなります。
  • ギリシャ神話「テセウスの船」(※以下、調べた内容)
  • 英雄・テセウスクレタ島から帰還した船を、アテネの人々はこれを後世に残すために、木材を修復しようとした。そこで、朽ち果てた木材を修復するのだが、しだいに新しい部品に交換していき、しまいには当初の部品は全てなくなった。まったく新しい船として修復されたこの船は、果たして「最初の船」と同じものと言えるのだろうか。というものだ。この問題が哲学者にとっての議論の的となった。ある者はその船はもはや同じものとは言えないと語り、またある者は同じものだと主張する。というようなパラドックスの話。

  • アメリカや中国の変化は激しく、特にアメリカは大量の移民を受け入れ、経済も自由競争を推奨し、雇用の流動性も高めることで強制的に新陳代謝をあげて世界最大の経済大国に成長しました。一方で、成長の止まった国(例えば日本や韓国)を見ると、資本や人材や情報の流動性は高くありません。つまり社会の循環が止まっています。大企業はずっと大企業ですし、年功序列と終身雇用が前提、資本や人材の流動性を高めないように設計されています。
  • 人間は、自分が生まれた時にすでに存在したテクノロジーを、自然な世界の一部と感じる。15歳から35歳の間に発明されたテクノロジーは、新しくエキサイティングなものと感じられ、35歳以降になって発明されたテクノロジーは、自然に反するものと感じられる。
  • 「好きなことに熱中している人ほどうまく行きやすい」世の中に変わっていきます。
  • 大手商社マンの部長は既存の経済の中では人材価値が高いと思われがちですが、その人の価値はその企業が定めた「肩書き」に依存しているため代替可能です。退職した場合はその人の価値は次の「部長」に受け継がれるのであって、その人の資産にはなりません。仕事を通して独自のスキルや経験などを身につけていない限りは自分の「価値」の向上にはなりません。
  • 本当に価値を提供できる人は会社に属して働く必然性が消えてきています。むしろ彼らにとっては、会社とは自分の価値を発揮する、たくさんあるうちの一つのチャンネルになっていきます。間違いなく個人の収入源が一つの会社に依存しているという状況は変わっていき、個人はパラレルキャリアで複数の収入源を使い分けていくことになるでしょう。
  • 空想は知識より重要である。知識には限界がある。想像力は世界を包み込む。大切なのは、疑問を持ち続けることだ。神聖な好奇心を失ってはならない。by アインシュタイン