こんばんわ、ポイ積 純一郎です。
日経新聞の3月23日朝刊に「三菱商事、食品流通にDX」との記事がありましたのでご紹介。
ポイ積最強ポートフォリオの三菱商事さんが、同じく最強ポートフォリオのNTTさんとタッグを組んで食品流通業界のDXを加速させる新たな取り組みを始めるとのことです。
三菱商事さんが51%、NTTさんが49%を出資するDXサービス会社「インダストリー・ワン」を設立して、AIによる食品流通分野の需要予測サービスを核にブロックチェーンを活用した受発注や決済のオンライン化と言ったサービスを一括提供するそうです。
POCの段階では食品物流倉庫の在庫を最大4割削減できたそう。売れ残りなど流通段階で発生する食品ロスは国内で年1兆円にもなるそうですから、需要予測をもとに必要以上の在庫をなくせるようになれば、長年の課題が解決に向かいます。無駄をなくすという観点で効率化が進むわけですが、食品ロスはある意味社会課題でもあるわけですから、そういう観点でも意義深いですよね。
ちなみに現状は三菱商事グループ内の販売データを基に需要予測を出していますが、今後は食品メーカーやグループ外の流通業者とも連携しデータを広く集めることで、予測精度を高めていく方針とのことですから、更に在庫削減が出来る可能性があるということでしょう。
三菱商事さんとNTTさんは19年末から、AIなどデジタル技術を使った物流・小売業の効率化支援で包括提携していますが、今回の共同出資会社の設立は、この効率化の取り組みが実用段階に入ったことを意味するとのこと。
強力タッグがさらにDXによる協業分野を広げて収益拡大を実現すれば、ポイ積最強ポートフォリオにも大きな貢献をしてくれそうです🤗
がんばれ!三菱商事さん!NTTさん!
(新聞記事⑫)