こんばんわ、ポイ積 純一郎です。
6月1日の日経新聞朝刊にブリヂストンさんに関して「欧州事業 黒字化」との記事がありましたのでご紹介。
過去にも取り上げてきましたが、メタボ体質、稼げない体質になってしまったブリヂストンさんは、現在は脱却を目指して贅肉落として筋肉強化中です。そんな中の朗報です。
それはブリヂストンさんの2021年12月期の欧州事業が2期ぶりに黒字化する見通しとのニュース。構造改革が急務だった欧州で汎用タイヤの販売本数を意図的に抑制することで商品構成を改善させると共に、フランスの工場を閉鎖したことで採算性が向上するとのこと。
採算性の低い汎用タイヤの販売本数を減らし、ブランド力の高いタイヤの販売を増やすことで、採算性を改善。
また一般的な乗用車用の汎用タイヤを製造していたフランスの製造工場を4月末に廃止しました。汎用性タイヤは競争力も低く、工場が古くなっていたことも背景にあります。
前期唯一の地域別赤字事業であった欧州事業が黒字化。今後のブリヂストンさんが楽しみです。