こんばんわ、ポイ積 純一郎です。
週刊ダイヤモンドに『アサヒに迫る「リストラの足音」』との記事がありましたのでご紹介。
アサヒGHさんが発表した第1四半期決算、ポイ積も本ブログの中で日経新聞「銘柄診断」に掲載されたことの中でご報告をしましたが、主には昨年度に買収したオーストラリアのビール最大手会社の業績が好調だったことが要因でしたが、今回の記事は、その裏で基幹事業である国内酒類事業は超やばい状況だよ!?ってことを警鐘しています。
国内酒類事業は、コロナ禍による業務用市場での不振で、売上高は▲16.5%、事業利益は▲37.1%と大幅な減収減益。すでに構造改革は始まっており、リストラに踏み切っておかしくない状況とのこと。国内営業拠点は半減、全国の営業拠点は55ヵ所から26ヵ所に集約。このうち18ヵ所はアサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品の「グループシェアオフィス」になる。表向きはリモートワークなどの新しい働きが進んでいる事になるものの、コスト減効果は大きく、本当の目的はこっちでは?とも感じさせます。
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次に人員削減に手をつけるかどうか、19年にはキリンさんが、20年にはサッポロさんが早期退職の募集を行っており、アサヒさんも追随するかどうか。
従業員一人当たりの生産性を比べると、アサヒさんの1.3億円に対して、キリンさんは1.5億円。過去の生産性に合わせるまでを考えると、現在はざっくり1200人ぐらい削減する必要あり、やるとすると大きな判断ですね。
これを回避するためにはやっぱりスーパードライの復活。本当は「ゴールドパートナー」になっている東京オリンピック・パラリンピックで勢いをつけるところだったのが延期。無観客とかになったら勢いもつかない。
次のチャンスは2023ラグビーワールドカップ。ハイネケンから「ワールド・ワイド・パートナー」の座を奪ったのは既報の通り。ここで勢いをつけて、スーパードライ復権を目指します。
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