こんばんわ、ポイ積 純一郎です。
7月が終わりましたので、石油業界大手4社の振り返りです。
石油業界とはいえ、各社将来に向けて新電力にも進出しておりますが、出光さんとENEOSさんについては、7月早々にこんなニュースが飛び込みました。電力需給の逼迫などで卸電力価格が上がり、小売り用の電力の調達コスト増を吸収できなくなったことによるものです。この1年間で約100社が新電力から撤退、もしくは倒産に至ってることで、大変熾烈ですね。
石油に代わる事業の柱を考えていく中では再生可能エネルギー分野への投資は欠かせないところ。太陽光発電については、日照時間が長い東南アジアへの投資家が各社活発。ENEOSさん、出光さんはこうしたところでもよく名前が出てきます。
一方で本業である石油、供給不足から米の原油先物相場が上昇しており、今後の石油開発事業の収益改善期待などで、INPEXさん、コスモさん中心に株価をあげているってニュースもありました。
さてさてこんな感じでしたが、2020年12月末を起点とした株価騰落率、7月末時点で更新するとこんな感じです。(毎月月末日時点の株価騰落率)
ご覧の通り、INPEXさんが圧勝なんですが、6月に一旦下げて現在再浮上中。これをコスモエネさんが猛追しています。
ポイ積が保有するENEOSさんも+40%近くあげているんですが、石油大手の中では最下位となっています😢
低空飛行のように見えるENEOSさんもしっかりとあげているのですが、INPEXさんとコスモエネさんがダンチであげているので…。ただ、21年3月末にあげた状態からほぼ平行線というのは間違いなくて、直近で跳ね上がっているコスモエネさんのように、これからの上昇を期待したいと思います!