こんばんわ、ポイ積です。
3月9日の日経新聞掲載された『「眠れるお宝」資産に狙い』との記事に、ポイ積最強ポートフォリオの金融セクター株・三菱UFJリースさんが取り上げられていました。
「眠れるお宝」とは、企業が古くに買収した海外企業や、長年蓄えてきた資産などのことで、少し前までお荷物扱いだった資産が今後お宝に化けるかもしれないとの思惑で、海外ファンドが目をつけて物色するケースが増えているそうです。
三菱UFJリースさんは、ファンドが注目する再生可能エネルギー関連の資産を多く持っているとのこと。4月に日立キャピタルと経営統合し、両者合わせた規模で大手の一角となりますが、三菱UFJリースさんの年初からの株価上昇率は2割を超える優秀さ加減です。当然爆上げ中のポイ積最強ポートフォリオにも貢献中です。
ついでですが、最終選考会に残った東急不動産さん、こちらも掲載されていました。不動産セクターは大東建託さんがポイ積最強ポートフォリオの一角を占めて大活躍中ですが、東急不動産さんも大東建託さんと互角の上昇率です。「広域渋谷圏構想」は魅力的なプロジェクトで、最後まで悩みんだ末の結論でした。
【記事概要】
- 企業が古くに買収した海外企業や、長年蓄えてきた資産などの価値に海外ファンドが目を付け、企業を物色するケースが増えている。
- 最近にわかに注目を集めるのが新生銀行。年初からの上昇率は4割に近づく。アジアのヘッジファンドらが見据えるのは、同銀が2006年に出資した台湾の金融グループ、日盛金融控股を巡る動向。日盛は同じく台湾大手、富邦金融控股から昨年12月以来TOBを受けている。新生銀は日盛株を議決権ベースで35%保有。仮に全てを売却すれば数百億円の現金が手に入る計算。
- 半導体のサンケン電気も、海外グループ会社を巡って注目を浴びる。1990年に買収した米アレグロ・マイクロシステムズが昨年10月、米国の株式市場に上場を果たしたのがきっかけ。時価総額は円換算で5,000億円超と親会社を遥かに凌ぐ。ハイテク株ブームで株価上昇に勢いがつき、含み資産が上昇。サンケンを巡ってはシンガポールの会社によるTOBも始まっているが、8日終値はTOB価格を上回る期待。
- 東急不動産ホールディングスは、2014年に再生可能エネルギー事業に参入し、時間をかけて設備を増強してきた。資産規模は国内ではオリックスなどと並ぶ規模の大手企業にまで成長している。
- 三菱UFJリースも同様に再生エネルギー関連資産を多く持ち、日立キャピタルとの経営統合で大手の一角に入る。
- 海外勢が保有資産に着目しているのは、緩和マネーによって市場全体の株価が切り上がり、ここからさらに買うための積極的な理由を求めている側面もある。企業の「骨董資産」が発掘されれば、日本株全体の底上げにつながるかもしれない。
(新聞記事⑩)