「情通・サービス他株」候補決定!

こんばんわ、ポイ積です。

さて、これまでのところで「情報通信・サービスその他株」の保有候補7銘柄を見てきました。

この中で「ポイ積の長期投資最強日本株ポートフォリオ」入りするのに相応しい銘柄はどれか。

ポイ積の銘柄選びの基準を振り返ると以下の通り。(毎回見ます。)

 

企業収益および配当の水準が高い

・連続増配企業

PER水準(ただし、参考程度)

・高営業キャッシュフロー比率

・業界で強い地位を保っている企業

・ポイ積の好きな企業

 

以上を踏まえて、7社から「日本電信電話さん」「KDDIさん」「日本郵政さん」の3社の絞り、この中から1社に決めたいと思います。

 

まずは「日本電信電話さん」。業界での圧倒的なポジショニングとともに、10年連続の増配(予想)に明確な増配方針。自己株式の取得についても機動的・弾力的に実施しており、過去4.3兆円の実績と今年度も2,000億円(上限)の自己株式取得決議。高営業キャッシュフロー比率。配当性向に関する目標はないものの概ね40%台で、配当利回りも3%台後半。申し分ないですね。

 

次に「KDDIさん」。何と言っても2002年度より18期連続の増配を実現。2020年度も増配予定で、これで19期連続増配!!配当性向も43.1%の高水準。NTTさんと同様、営業キャッシュフロー比率も高い。「配当性向40%超」と持続的な増配方針を打ち出している。業界でのポジショニングがNTTさんの次というだけで、かなり魅力的。

 

最後に「日本郵政さん」。1株50円配当が5年連続。株主還元方針は1株50円以上と掲げているので、これを堅持。50円の配当性向は過去実績では40%〜50%の水準で低くなく、配当利回りも6.23%とこのセクターでは最も良いレベル。独占的業務内容をみてもライバルが見当たらず、無競争で勝ち残る企業のように見える。

 

さてさて、こんな状況ですが、やっぱり増配を続ける通信キャリア2社で迷います。正直どこを切ってもほぼ互角に感じてしまうのですが、唯一、同じ業界にいる1位と2位という関係だけが最後の選択要素になるのかと考えました。KDDIさんも好きなんですが、やっぱり業界最大手に軍配をあげることにしました。

 

ということで「情報通信・サービスその他株」からの「ポイ積の長期投資最強日本株ポートフォリオ」入り候補企業は「日本電信電話さん」に決定します!

(2020.12.30現在)

セクター

保有候補銘柄

時価総額

配当利回り

配当実績

食品

アサヒグループ

21,517億円

2.50%

10年連続増配予想

エネルギー資源

ENEOS

11,965億円

5.94%

今年度据置予想

建設・資材

大東建託

6,644億円

4.23%

今年度減配予想

素材・化学

クラレ

3,893億円

3.65%

今年度減配予想

医薬品

武田薬品工業

59,193億円

4.79%

12年連続据置予想

自動車・輸送機

ブリヂストン

24,152億円

3.10%

今年度減配予想

鉄鋼・非鉄

丸一鋼管

2,147億円

2.82%

今年度減配予想

機械

三菱重工

10,647億円

2.38%

今年度減配予想

電機・精密

マブチモーター

3,082億円

3.00%

2年連続据置予想

情報通信・サービスその他

日本電信電話

103,195億円

3.78%

10年連続増配予想

 

 次回からは、第11のセクター、「電気・ガス株」の候補銘柄選定に入ります!