「建設・資材株」保有候補銘柄一覧 - ポイ積純一郎の長期運用日記

こんばんわ。ポイ積です。

今回からは第３のセクター「建設・資材株」です。

東証33業種のうち、「建設」「金属製品」「ガラス・土石製品」の3業種から構成されます。

大手ゼネコンが中心となりますが、限られた仕事の奪い合いをしながら価格競争にさらされ、この30年ほど厳しい時代が続きました。
下請け会社が多く、外注費や資材価格が上昇するリスクや長期大型案件ではエンジニアリング管理リスクもあり、利益率は高くない業態となります。
とはいえ、このセクターは需要がなくならないセクターであり、アベノミクスを経て利益体質に変わりつつあり、株としても成長傾向にあります。

なお、業種平均のPERは建設14.37%、金属製品38.24%、ガラス・土石製品40.10%（2020.12.30現在東証一部平均）となっています。

こんな業界ですが、例によって、SBI証券アプリを使ってスクリーニングを行います。

・市場：全市場

・規模：中型株以上

・配当利回り：2％以上

・配当利回り変化率（％）：5年前を基準に＋40％以上

で、出てきた結果は下表の14社！ちょっと多い…（時価総額順）

(2020.12.30現在)

企業名	銘柄コード	株価	時価総額	配当利回り(予想)	PER	配当実績
大和ハウス工業	1925	3,064	2兆0,414億円	3.59%	15.52	今年度減配予想
大成建設	1801	3,555	7,982億円	3.66%	9.12	2年連続据置予想
鹿島建設	1812	1,382	7,306億円	3.62%	8.86	今年度据置予想
大東建託	1878	9,640	6,644億円	4.23%	11.81	今年度減配予想
大林組	1802	890	6,421億円	3.60%	6.79	2年連続据置予想
清水建設	1803	750	5,914億円	3.20%	9.38	今年度減配予想
日本碍子	5333	1,592	5,130億円	1.88%	18.00	2年連続据置予想
日本特殊陶業	5334	1,763	3,600億円	2.84%	10.25	今年度減配予想
長谷工コーポレーション	1808	1,183	3,558億円	5.92%	6.99	今年度据置予想
東海カーボン	5301	1,290	2,902億円	2.33%	548.94	今年度減配予想
五洋建設	1893	887	2,537億円	2.25%	13.68	今年度減配予想
九電工	1959	3,330	2,360億円	3.00%	10.49	2年連続据置予想
日本電気硝子	5214	2,256	2,245億円	4.43%	15.57	2年連続据置予想
戸田建設	1860	683	2,204億円	2.93%	12.25	今年度減配予想

これらの全てについて、自由研究をするのも大変ですので、半分程度に絞るためにYahoo!ファイナンスの情報（主に上表の情報）をベースに、6-7社程度に絞り込みます。

まず配当利回り4%以上は3社のみ。上から、大東建託さん、長谷工コーポレーションさん、日本電気硝子さん、の3社は残します。

次に今年度据置もしくは減配の企業さんを見たときに、それ以前の配当実績を見ると、大和ハウス工業さん（9年連続増配）、鹿島建設さん（5年連続増配）、清水建設さん（2年連続増配）、日本特殊陶業さん（2年連続同配当）、東海カーボンさん（3年連続増配）、五洋建設さん（6年連続増配）、戸田建設さん（前年度増配）といった感じです。

よって大和ハウス工業さん、五洋建設さん、鹿島建設さん、東海カーボンさんの4社を追加。

以下の7社の自由研究を行って見たいと思います！

(2020.12.30現在)

企業名	銘柄コード	株価	時価総額	配当利回り(予想)	PER	配当実績
大和ハウス工業	1925	3,064	2兆0,414億円	3.59%	15.52	今年度減配予想
鹿島建設	1812	1,382	7,306億円	3.62%	8.86	今年度据置予想
大東建託	1878	9,640	6,644億円	4.23%	11.81	今年度減配予想
長谷工コーポレーション	1808	1,183	3,558億円	5.92%	6.99	今年度据置予想
東海カーボン	5301	1,290	2,902億円	2.33%	548.94	今年度減配予想
五洋建設	1893	887	2,537億円	2.25%	13.68	今年度減配予想
日本電気硝子	5214	2,256	2,245億円	4.43%	15.57	2年連続据置予想