こんばんわ、ポイ積 純一郎です。
7月17日(土)の日経新聞朝刊に「銀行株に『座礁資産』リスク」との記事がありましたのでご紹介。
気候変動に対応した投融資をする金融機関に、日銀が金利ゼロ%で資金を供給する骨子案が買い材料視され、16日の東証で日経平均が1.0%安となる中で、「銀行業」は0.2%上昇。みずほさんは0.9%高、三井住友さんは0.4%高となりました。ただこれは一時的なものになるとの見方が大勢であり、その原因が「座礁資産」にあるという記事です。
世界の主要60行が2016年〜2020ねんに化石燃料関連に提供した融資や債権引受額は3.8兆ドルあり、こうした資金が脱炭素化が進むと価値を失い「座礁資産」になるというもの。
気候変動が銀行収益に与える影響は、
三菱UFJさん 年10億円〜90億円
三井住友さん 年20億円〜100億円
みずほさん 2050年まで累計で約6200億円
あるそうです。
「ブラウン」と呼ばれる座礁資産から、「グリーン」資産にいかに迅速にシフトできるかが現行株の行方を左右する鍵だそうです。
勉強になりました☺️