こんばんわ、ポイ積 純一郎です。
「安いニッポン」という本を読んだのでご報告。
いや、この本は絶対おすすめ、読んだ方が良い。特に長期投資のこのブログを見てくださった方であれば尚更。
帯の『「年収1400万円は低所得」の真実』という言葉に惹かれて買いましたが、内容は秀逸、デフレの恐ろしさが嫌というほど理解できる。この状況下で日本株に投資することのリスクというか、勿体無さを痛感させられた一冊です。
✅ディズニーもダイソーも世界で最安値水準
✅日本の初任給はスイスの3分の1
✅実質賃金は20年以上伸びず・・・
✅ニセコの居酒屋のラーメンはなぜ3000円?
などなど、世界から立ち遅れている日本が嫌というほどわかります。興味深すぎて1日で読破しました。
ポイ積も会社に入社してからお給料が上がらない、ベースアップしないのは当たり前でしたが、世界標準は全く違う。収入が増えなければ消費を増やすわけがない。
赤坂や六本木のある港区が年平均所得1200万円で、日本の中で言えば超高収入の方々が住むエリアですが、これはサンフランシスコでいえば低所得にあたるという安い国ニッポン。
以前ニュージーランドの友人が毎年ニセコに来るって話をしていたけど、こういうカラクリかというのが、よく理解できました。
これ、構造を根本的に変えていかないと、マジで将来やばいと感じました。
小生、ポイ積最強ポートフォリオをコツコツ貯めておりますが、日本株の割合は少し減らした方が良いのかなと心底思った次第です。
(読書記録26)