こんばんわ、ポイ積 純一郎です。
5月4日の日経新聞朝刊1面トップに「中国製ドローン排除進む」との記事がありましたのでご紹介。ポイ積最強ポートフォリオの数少ない損益マイナス株、NTTさんもそのトップで取り上げられていました。
要すれば、情報漏洩など安全保障の観点などから、中国製のドローンを使うのやめましょうって動きです。
NTTさんはグループを上げて中国製ドローンの切り替えに動きます。橋梁の通信ケーブル点検でドローンを使っていて、その一部が中国製のため日本製に切り替えます。
またドローンの製造もします。2020年末に立ち上げた会社で23年度末までに2,000台の販売を見込み、一部をNTTグループの設備点検にも利用する見通しとのこと。
これ発端は米国土安全保障省の警告。中国製ドローンが利用者に無断で製造元に飛行データを送っているっていう理由で、ドローン世界最大手の中国DJIのドローンを禁輸対象にしたこと。日本政府もこの動きに追随。安全保障分野のほかインフラ点検用ドローン、政府機関の業務委託先民間企業にもセキュリティ対策を求めました。
世界最大手の排除で日本国内でも需要増が見込まれ、国内メーカーも製品開発に力が入ります。株価にも影響が出ますでしょうか。名前が上がるのは、以下の2社。
✅ソニーグループ
ポイ積が調べたところ、2020年の業界地図に「サービスロボット・ドローン」のページがあって、そこに出ている日本の会社は以下の4社。
✅エンルート(既にNTTグループさんに事業譲渡😢)
✅自律制御システム研究所(楽天などが出資)
✅プロドローン(KDDIなどが出資)
自律制御システム研究所(6232)さんはマザーズに上場しています。ホームページで調べてみると、エンルートさんは2021年1月31日でドローン事業をNTTグループさんに事業譲渡していました。ここでも名前が出てきましたね、NTTさん☺️
さて、休み明けにポジティブ要素にならないかしら。
(新聞記事26)