こんばんわ、ポイ積 純一郎です。
5月1日の日経新聞に「Jパワー 純利益47%減」との記事があったのでご紹介。
ポイ積最強ポートフォリオの一角で、数少ない損益マイナス銘柄Jパワーさん。
良いニュースがあまりありませんが、30日には発表した2021年3月期の連結決算は、純利益が前期比で47%減の223億円で3期連続の減益となりました。
この冬の卸電力市場の高騰が響きました。でも来季は純利益で52％増、340億円を見込んでいるとのことです。
中期計画についても発表がありました。ホームページで資料も確認しました。
大きな柱は４つ。
一つ目は「CO2フリー電源の開発加速化」。グローバルな再生エネ開発の加速と大間原子力計画の着実な推進が軸。大間原子力はCO2フリーながら大きな電力を生み出せる電源です。
二つ目は「既存資産による新たな価値創造（アップサイクル）」。 GENESIS松島計画の推進や再生エネの価値向上などです。既設の松島火力発電所においてCO2フリーの水素発電に踏み出します。またJパワーさんは再生エネである水力、風力とも国内シェア2位のトップランナーで、この強みを強化していきます。
三つ目は「新たな領域への挑戦」。これはCO2フリー水素の追求や分散型エネサービス。これは天候に頼る再生エネはポイントを分散して出力を安定させることが求められるってことでしょうか。
最後に「事業基盤の強化」。ESG経営への対応と海外ですね。海外事業は発電電力で26％、セグメント利益で40%超を稼いでいるんですね。今後も成長が期待されます。
中期計画での経営指標では連結経常利益で900億円（2023年度）。今の3倍規模を目指しています。ちなみに株主還元は連結配当性向30％目安とのことで従来と変更ないですね。
いずれしてもがんばれ！Jパワーさん！
（新聞記事㉕）
