アフリカ 人類の未来を握る大陸

こんばんわ、ポイ積 純一郎です。

再三「アフリカ投資」に興味があることを自己開示していますが、たった今は研究段階で、アフリカのことを知ろうと本を読み漁っています。

これまで見てきたのは「超加速経済アフリカ」に代表されるポジティブな話。これはこれで、「ファクトフルネス」的な考えから、如何にアフリカが現在もそして人口大爆発、経済大発展後の将来も有望なマーケットなのかを見てきました。

超加速経済アフリカ LEAPFROGで変わる未来のビジネス地図 [ 椿 進 ]

一方で、今回読んだタイトルの本は、「希望か絶望か  どちらの大陸になるのか」との帯がつくように、絶望、すなわちネガティブな面にも目を向けている本です。

ファクトフルネス思考でポジティブな側面を見るとそれはそれで正しい、そして魅力的。発展しているアフリカは、そんじょそこらの先進国規模にあっという間になる可能性がある一方で、そこに隠れているネガティブな側面もまた真実で、これが先進国ではあり得ないような悲惨さだったりする。この悲惨さを知らないでファクトフルネスとか言っているとぶっ飛ばされそうです。

この本で書いてあるような、アフリカのローカル企業の不正などを考えると、現地企業へ直接投資するようなファンドはあまり良くないなと感じた一方、大進出する中国企業株や、そしてアフリカが中国に辟易してきた間隙をつく日本企業がどこか、こうしたところを研究して投資していくことを検討中です🤫

NHKの特派員が書いたこの本自体は、アフリカ大好きながらも、ネガティブな側面をしっかりと取材していた印象です。勉強になりました☺️

アフリカ 人類の未来を握る大陸 （集英社新書） [ 別府 正一郎 ]