ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論

f:id:SMGRY:20220130092834j:plain

こんばんわ、ポイ積 純一郎です。

「ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論」という本を読みました📚

 

 

なぜ、やりがいを感じずに働くひとが多いのか。

なぜ、ムダで無意味な仕事が増えているのか。

なぜ、社会のためになる職業ほど給与が低いのか。

 

こんな問いに対するビジネスの世界のカラクリを解き明かす良著です。最近話題にもなっていますね。この本を読むと「クソどうでもいい仕事」は、その代表格としても晒された金融業界にあるポイ積の会社にもたっくさんあります。

 

「会議の時間を短くする」、そうすると会議がなくなると困っちゃう人がいる、だから短くできない。笑えます。その通りかも。

 

ムダな仕事、クソどうでもいい仕事をゴッソリとなくしていくことは、中間管理職である自分にも求めらる(だからこそこの本を手に取ったわけですが)、そんなことを強く思い読了しました。

 

【ポイ積メモ】

  • 1930年、ジョン・メイナード・ケインズは、20世紀末までに、先進国ではテクノロジーの進歩によって週15時間労働が達成されるだろう、と予測した。彼が正しかったと考えるには十分な根拠がある。テクノロジーの観点からすれば、これは完全に達成可能なのだから。ところが、にもかかわらず、その達成は起こらなかった。
  • 膨大な数の人間が、本当は必要ないと内心考えている業務の遂行に、その就業時間の全てを費やしている。
  • まるで何者かが、私たち全てを働かせ続けるためだけに、無意味な仕事を世の中にでっち上げているかのようなのだ。
  • ブリシット・ジョブとは、被雇用者本人でさえ、その存在を正当化しがたいほど、完璧に無意味で、不必要で、有害でもある雇用の携帯である。
  • 今や無益な官僚は公共部門と同じく、民間部門においても蔓延っているよう思われることだ。理解しかねる規則や規制を読み上げてイライラを誘うスーツ姿の小男に出会すとすれば、それはパスポート発行所や地域用途区分委員会よりも、銀行や携帯電話の販売代理店の中である。
  • 書類の穴埋めの最大の悲惨は、書類作りが表向きの目的の達成に何ら寄与しないばかりか、実際には目的達成の足を引っ張っているということを、雇われ人が大抵分かっていることである。なぜ足を引っ張っているかというと、それが時間とリソースを目的自体とは違うものに振り向けているからだ。