こんばんわ、ポイ積 純一郎です。
10月16日の日経新聞朝刊一面トップに「日本の年収 30年横ばい」との記事が掲載されていました。
まさに「安いニッポン」の世界ですね。この20年ちょっとの間に、海外の年収は上がり、日本人の年収は上がらない。購買力にも差がつくばかり。
厚生労働省によると所得1000万円以上の世帯は2018年時点で全体の12%、1996年のピーク(19%)から7ポイント低下しているそうです。
安いニッポンでもありましたが、米国では年収1400万円が低所得に分類されている😢記事にもありますが、シリコンバレーの世帯収入の中央値は約1700万円だそうです。年収1000万円では中心部では暮らせないそうです。
OECDがまとめた年間賃金データを各国別で比較すると、日本はほぼ30年間横ばい。
日本 3.9万ドル(4%増)
米国 6.9万ドル(48%増)
OECD平均 4.9万ドル(33%増)
安倍さんが給料あげてくれって言ってたのもわかります。
この賃金が上がらない問題がいかに深刻かは、「安いニッポン」にも詳しく書かれていますので、ぜひ読まれると良いかと思います。
ポイ積はこの本を読んでから、新興国投信など、日本株じゃないファンドの比率を高めました。それだけ、この本は衝撃的で影響を受けた1冊です。
岸田さんも「令和の所得倍増計画」を掲げていましたが、早速取り下げました。これ、目指さないとダメでしょ。目指すことから始めないと、とポイ積は強く思う次第です。