携帯キャリア大手3社+1を徹底比較(2022年7月末時点)

こんばんわ、ポイ積 純一郎です。

このページでは携帯キャリア大手3社であるNTTドコモさんを持つNTTさん、KDDIさん、ソフトバンクさんに加え、2020年4月から携帯事業に進出している楽天モバイル楽天さん、以上4社を比較しています。大手3社で業界シェア9割の寡占化市場。そこに殴り込みをかけている楽天さんがどこまで食い込めるか、楽しみな業界です。

 

 

契約件数ランキング

2021年度

各携帯キャリアの契約件数によるランキングです。

契約件数の差が大きいため、順位変動が起こりにくいですが、現在は格安スマホも含めて価格競争が激しくなってきており、少なからず契約の流動化が進んでいます。そんな中での楽天モバイルさんの390万件は、滑り出し上々との評価です。

一方で、売上、利益で見れば、KDDIさんに優位性があり、一方楽天モバイルさんの黒字転換がいつになるかも注目です。

ちなみにポイ積はソフトバンクさんから楽天モバイルさんに変更し、0円キャンペーンの恩恵を受けましたよ☺️

 

 

NEW! 株価騰落率比較(2022年7月末時点)

2020年12月末の株価を起点に、毎月月末の株価をプロット。現時点の株価の騰落率を比較しています。NTTドコモさん、楽天モバイルさんは上場しておりませんので、それぞれ親会社であるNTTさんと楽天さんを比較対象としています。

 

 

NTTさんとKDDIさんの二強が株価騰落率においても競っています。後ほどニュースでもご紹介しますが、ご存知の通りKDDIさんは大規模な通信障害で話題となりました。1名あたり200円の損害賠償を払うとの情報もあります。そんな中ですが、株価についてはあまり影響を感じさせず、寧ろNTTさんとの差を詰めている状況です。

一方、「一弱」となっているのは楽天さん。2022年に入ってマイナスに転落して以降、みるみると株価を下げ、7月にやや盛り返したといったところです。

 

ポイ積が保有しているNTTさんと、楽天さん、明暗が分かれてるね。楽天さんを保有した経緯が「楽天経済圏の住人だから」という投資判断とは言えない理由で選定しているからダメなんだよね😗

確かに今保有している銘柄で含み損になっているのは楽天さんだけなんですよね…。これからの反転攻勢を期待しています🔥

 

 

各社の主要なニュース

対象総合商社の株価材料になりそうな、もしくはなった主要なニュースをピックアップします。基本的には全て日経新聞です。貼ってあるリンクはオンライン有料会員しか見れないものもありますので、ご容赦ください。

 

業界共通

2022年7月:NTT、DXで法人攻勢

NTTドコモさん中心のニュースですが、各社の対応も出ているので業界共通で取り上げ。NTTドコモはどちらかというと個人向け分野で現在の地位を確立してきた一方で、法人向け事業については同業他社からも「周回遅れ」と言われていたそうで、7月からこの状況を巻き返すべく、中小企業向けDXサービスを軸とした新体制を築いたという記事。他社も警戒する体制となった模様であり、今後の展開に注目。

 

日経新聞から拝借した図】

 

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NTT

2022年7月:眠れるドコモ、捲土重来モード

NTTドコモさん、契約件数1位のシェアは守り続けているものの、年々そのシェアは下がり続けていて、営業利益に至っては国内大手キャリアでは最下位に沈んでいる現状。この状況を打破すべく「新生ドコモ」が立ち上がったわけですが、これまでの「ケータイ会社」ではなく「サービス会社」に生まれ変わるべく抜本的な改革が行われているとの記事。興味深い記事です。

NTTさんのホルダーでもあるポイ積としては、この改革が実って株価、配当もしっかり育ってくれると嬉しいです☺️

長期投資はこうした企業の取り組みが将来どのように花を咲かせていくのかを眺める意味でも楽しいですね😆咲かないこともあるかも知れないけど…

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KDDI

2022年7月:大規模障害の傷深く

言うまでもないKDDIの大規模障害。ご覧の方も影響を受けた方がいらっしゃるかもしれませんが、タイトルの「傷深く」の割には株価には大きな影響が見られないというのが個人的な感覚です。200円の「おわび料」も決算にはそこまで大きな影響はないのではないでしょうか。

この記事は社長の会見を踏まえた総括記事です。

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ソフトバンク

2022年7月:災害時の通信早期復旧

携帯事業者としてのソフトバンクさんの記事ってあんまりなく、大体その他携帯事業会社のニュースで友連れ紹介されることが多いのですが、これは単独の記事。しかもKDDIさんとは正反対で、災害時の通信断絶をドローンを活用して早期復旧させるシステム運用を開始するというもの。ものすごく大事な取り組みですよね。

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楽天G

2022年7月:楽天銀行の上場申請で買い

楽天グループのニュースは純粋な携帯事業会社としてのニュースとは違いますが、楽天モバイルが垂れ流している赤字の影響で、「株価騰落率」のところでもご覧の通り、楽天グループの株は絶不調なわけですが、グループ会社である楽天銀行の上場申請を発表してからというもの、資金調達と将来の発展への期待から買いが集まっているとのニュースです。

ポイ積唯一の含み損銘柄楽天さん😢早々にモバイル事業を黒字化させて、株価爆上げを期待しています☺️

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