こんばんわ、ポイ積 純一郎です。
今週の週刊ダイヤモンドに「富士通、単身赴任900人解消の本気」との記事がありました。
ポイ積も比較的転勤の激しい金融業界のサラリーマンですので、「転勤や単身赴任は当然」との考え方を持っていましたし、子供が小学校・中学校という多感な時期に10年以上単身赴任をした経験があります。
子供の成長を近くで見届けられなかったのは正直寂しい思いではありましたが、それはそれで当然と思ってしまっていました。また地方に転勤するというのはマイナスばかりではなく、その土地に住う方々との人間関係、歴史・文化・風習などに触れて、人間としての幅も広がると感じますし、忘れられない思い出もたくさんできます。子供たちも最初の転勤にはついてきて、当時の地方の友人たちと、大学生になった今もつながっている友達もいます。
とはいうものの、価値観として、子供と離れたくないとか、転勤はしたくないという人もたくさんいると思いますし、希望しない人を転勤させるような企業には入りたくない、という若者も増えてきているのもよく分かります。
これだけリモートワークが可能な世界が広がる中で、いや、それ対面でやる必要ありましたっけ?みたいなドライな感じも当たり前化していますし、営業的要素のある仕事以外はドラスティックに止めれてしまうのではないでしょうか。
でも、それを実行に移すのが凄い。それとスピード感。
実は我が社でも転勤のない世界を検討し始めているのですが、先の先。
先日ポイ積最強ポートフォリオの一角・NTTさんも転勤や単身赴任を廃止する方針を発表しましたが、実行はというと2022年度から段階的に、のレベル。
ところが今回の富士通さんは、NTTさんより1年以上前の20年7月に単身赴任解消を発表、既に4000人いる単身赴任者のうち、900人を自宅に戻して遠隔勤務にしたそうです。
このスピードが凄いです。
富士通さんは今後の課題に①顧客側も含めたネットワーク環境の整備と②リモートワークに対する顧客の理解、の2点を挙げていますが、特にポイ積の業界においては②が大変かもしれません。
とはいえ、やってみなきゃ②の問題もどう弾けるか分からない、進めてみるしかないと思います。検討ばっかりしていないで実行してみることを、我が社にも言いたいです。
がんばれ、富士通さん‼️